執事と私の秘密な関係

俺は、もっと厳しい言葉を掛けられるのかと思っていた。
なのに、『大丈夫』と言ってもらえた。
だから、走った。
夢中で真衣の元へ。

忘れるわけがない。
屋敷を出る時に結衣様に言われた言葉…

『遥比、真衣を必ず幸せにしなさい』

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