願えば叶う
見つけた夢
高校2年生の春。
私はまだ新しいクラスに馴染めず、ソワソワしながら学校の席についた。
「マヤ~おはよ★」
いきなり声をかけてきたのは1年生の時から仲良しのナツキだ。
「あ~!ナツキやっと来た~!なんだか私1人でどうしようかと思ってた!」
「この学校クラス多い上に教室がある校舎がバラバラだからね~…クラス替えすると誰が誰だかわかんないよね…!」
「そうなの…だからナツキと同じクラスになれただけでも奇跡だよ」
あたしはナツキにもたれかかる。
「確かに!ほんとマヤと同じクラスになれて良かった!ってかさ、話してた物持って来たよ。」
そう言ってナツキは数枚のCDを出した。
全く音楽に興味がなかったあたしにナツキはおかしいと思ったらしく自分が良い曲を紹介すると張り切っていたのだ。
「え~…だからあたし音楽には興味な… 」
何枚かのCDを見比べる私の手が止まった。
そこには笑顔で爽やかな男の人がピースをしたジャケットがあった。
「ナツキ…これ誰?」
「あぁSOPHIAだね。」
「SOPHIA…ちょっとこの人かっこよくて好きかも…。このCD貸して!」
そう言ってナツキからCDを借りた。
正直、そのCDを手にとったのは爽やかな男の人が中学生の頃大好きだった人に似ていたからというだけだった。
だけど…このCDが私の人生を180度違う物にかえるなんてこの時は考えもしなかった。
私はまだ新しいクラスに馴染めず、ソワソワしながら学校の席についた。
「マヤ~おはよ★」
いきなり声をかけてきたのは1年生の時から仲良しのナツキだ。
「あ~!ナツキやっと来た~!なんだか私1人でどうしようかと思ってた!」
「この学校クラス多い上に教室がある校舎がバラバラだからね~…クラス替えすると誰が誰だかわかんないよね…!」
「そうなの…だからナツキと同じクラスになれただけでも奇跡だよ」
あたしはナツキにもたれかかる。
「確かに!ほんとマヤと同じクラスになれて良かった!ってかさ、話してた物持って来たよ。」
そう言ってナツキは数枚のCDを出した。
全く音楽に興味がなかったあたしにナツキはおかしいと思ったらしく自分が良い曲を紹介すると張り切っていたのだ。
「え~…だからあたし音楽には興味な… 」
何枚かのCDを見比べる私の手が止まった。
そこには笑顔で爽やかな男の人がピースをしたジャケットがあった。
「ナツキ…これ誰?」
「あぁSOPHIAだね。」
「SOPHIA…ちょっとこの人かっこよくて好きかも…。このCD貸して!」
そう言ってナツキからCDを借りた。
正直、そのCDを手にとったのは爽やかな男の人が中学生の頃大好きだった人に似ていたからというだけだった。
だけど…このCDが私の人生を180度違う物にかえるなんてこの時は考えもしなかった。