未練を残して終る恋
「さ、打ち合わせにいこう。思い出に残る式にしような」

「ええ。では、先輩、失礼します」

そう言うと佳苗と東山はウェディングプランナーの元へ歩いていった。

「結婚式・・・」

佳苗は東山と結婚するのだ。

「社長夫人か・・・」

俺はついにこの恋をあきらめた。
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