怪盗ブログ
優菜と2人で高瀬君の部屋を訪ねると、留守のようで何の反応もない。


「出掛けてるのかな?」

優菜が言った。


「かなぁ」


「中で倒れてたりしないよね?」


「そんなまさか」

言いながら心配になる。


「だよね。明日来なかったらまた来てみよ」


「うん」


あたしたちは「バイバイ」と言ってそれぞれの部屋に帰った。




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