怪盗ブログ






翌日、部活で男子部の副部長から高瀬君は入院したと聞かされた。




―――嘘だ。


だって、あの部屋は何?

入院するだけなら、部屋の物を全て持って行く必要はないでしょ?

正体がばれる可能性があるものだけ持ち出せばいい。



このことは大貴には伝えなかった。



そのうち大貴の実家には十星から予告状が届き、高瀬君はずっと入院したまま、十星が予告した日になった。
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