大好きな君はヤンキー



チャリ鬼しようと誰かが言って
チャリ鬼という自転車で鬼ごっこをする遊びをすることになった



そして

「一端戻ろうぜ!!」



後ろから微かに聞こえた誰かの声



後ろを見るとみんなが遠くなって行くのが見えた





〜‥♪〜♪♪‥〜♪…



携帯鳴ってる!!




((私のかな?





私は雅也のポケットにいれてもらっていた携帯を取り出した





((私じゃない…





「雅也のだ!!」

雅也は少しびっくりしながら後ろに振り向き
「希美がいきなり大きな声で意味不明な事を言い出した」
と言いたそうな顔で私を見た



そして私はかってに雅也のポケットをあさり、雅也の携帯の画面を見た

[着信:☆魁☆]



「雅也!電話!魁って画面に出てる!!」




「でろ」





私は雅也に言われたとおりに電話に出た。



「もしもし〜☆」




「ん?!?誰?!!!?!?」




そりゃそうだよねι


雅也の携帯に私が出たんだからわからないよね
昨日会ったばっかりだし

あんまり話してないし…


…と思っていたら




「あっ希美か!!雅也に戻れって言って〜じゃあばいばい」




一方的に電話を切られ、
私は雅也に

「魁がね、戻れって言ってるよ〜」

と言った





「おう!☆」

と言いながらUターンをする雅也




そして落ちそうになりながら雅也にしがみつく私…。




「うわあぁーっ!!だから危ないって!!(怒)」



「そんなん知らねー」

と、意地悪く雅也は言った




なんかムカつくっ





そして私達は一端
スーパーの横にある駐車場
に戻ることにした









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