終わりなき悪夢
変わらなきゃいけないんだ
それが、私と飛癒の使命…

翌日。

「おはよー」

シーンとする教室。

な、に?

「靖、髪切ったの?」

「う、う…」

「おはよ、靖。髪、整えたんだ?」

背筋に走る冷たい感触。

「きゃー飛癒君♪」

「おはよー」

飛癒は、群れている女子の輪の中に入る。

「靖、まさか…奥原に」

「ごめん…」

「何で靖が謝るの?靖は何も悪くないじゃない!!」

私は、にっこり笑って…

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