終わりなき悪夢
それは、5分で片付いた。

飛癒が、殴りかかってきた男子を全滅させた。

「俺に喧嘩売るくらいだから、強いかと思ったのにさ、雑魚じゃん?」

と、邦光の頭を踏みつける。

「あんたら雑魚は死んだ方が楽になれるんだよ。ばーか」

邦光の腹を蹴る飛癒。

「げほ、げほっ」

「まーだ生きてるんだ?あんたもしつこいなぁ。冥土土産にそのしぶとさを持っていけよ」

ポケットから、刃渡りは短いが、刺されたら軽傷じゃ済まされないだろう。
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