ホストVSアタシ
アタシは走った。
無我夢中に。

今は、顔を合わせたくない。

苛立つ。奴隷って、アタシを奴隷だと思ってたの?


すると肩を掴まれた。


「はな…」


「真希!アタシだよ!」


琉憂…


アタシは琉憂に抱き着いた。

琉憂は、酷かった。
アタシの頬をつねっていた。


そして、琉憂の家に向かった。

「全く、夜遅いのに女ひとりで出歩くなんて…」


琉憂は、暴走族の総長らしい…だから、アタシは言い返せない。


「ゴメン…」


アタシは、さっきあった事を全て話した。すると…


「ねぇ、真希。明日アタシをそいつんとこに連れてってよ」


断れない…目が鬼の目に…!!


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