ホストVSアタシ
*帰り道*
「ねー…夜斗ぉ」

「あー?」

ただいま、アタシの家に向かってる途中。


「アタシってー重い?」


「体重か?」


「ふざけないでよ」


真剣だもん。重いなら、あんたから離れてもいいし…


だから、はっきり言ってほしい。


「体重なら重いが、お前自身は重くない」


…照れるじゃん。


「ありが…」


「まぁ?やっぱ、もうちょっと痩せたほうがいいけどな」


…この…馬鹿がァァ!!


せっかくお礼言おうと思ったのに!

馬鹿じゃん!

タイミング悪いんだよっ!いや、タイミングの悪さじゃなくて!


「こんのー…馬鹿ァ!」


おもいっきり殴った。

馬鹿、馬鹿、馬鹿!

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