ホストVSアタシ
『流也さん…?』

「真希ちゃん…俺なら真希ちゃんを幸せに出来るよ?ホスト辞めろって言うなら辞めるし…」

『流…也さん…』
流也さんは、アタシにキスをした。
甘くて優しいキスだった。

けど…夜斗とは違う。
夜斗に…会いたい。夜斗と馬鹿やりたい。
ねぇ…夜斗。あんたは今、何してんの?
女の人と遊んでるの?それとも…?

流也さんは、そっとアタシの髪を撫でた。

「好きだ」

『流也さん』

「流也って呼んで」

『流…也』

「よく出来ました♪」
流也さんは、優しい。流也さんは、面白い。
夜斗とは、全く違う。夜斗は優しくもないし、面白くもない。いつも意地悪だ。
けど、一緒にいたかったよ…?

夜斗…
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