初恋
唇に温かいものが触れた。



ずっと望んでいた



好きな人とのキス…。



しかもファーストキス。



何度も唇を重ねる。



最後にお互いの愛を確かめるようにそっと



長くキスをした。



唇を話した後、私達は見つめあった。



ただ見つめているだけなのに



すごく照れてくる。



「資料…先生のとこ持って行こ?」




私は目をそらして落ちていた資料を集め始めた。



「あぁ…そうだな。」




多分海村も顔真っ赤だろうな…。



海村も資料を集め始めた。



全部拾い集めて



一つ下の階の職員室へ向かった。



「おぉ、ごくろーさん。」



先生に渡して職員室を出た。



生徒玄関へ向かう。
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