きみがくれたもの
夢を見た

日高と付き合う夢だった…


本当に幸せだった
目を覚ましたくないほど


パチッ

でも絶対に覚めてしまう
現実の世界に…


「はあぁー、おはよおー…
はあ」

「あっ実彩子おはよー
そんなにおっきなあくびして…
ってか顔あかっ!!」

「おはよー実彩子
ほら早く顔洗って…
あんた熱でもあるんじゃ
ないの??」

「えっ熱ないし…」

「顔真っ赤よー
鏡みてらっしゃい」

重い足を引きずりながら
洗面所に到着…
鏡を見た瞬間びっくりした
……

だって本当に本当に
顔が赤かったんだもん…
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