十人十色
「ええ、やめたの。コレがいつもの私ですから。」

誰に言うわけでもなくつぶやいた。


恋の始まりはいつもそう。


そして、私は自分で恋をあきらめる。




私は家庭のために生きていく。

後悔はない。

自分で選んだ道なのだから。
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