不良×依存症
あのときから陸は、あたしを想ってくれていたのだろうか。
彼はいつからあたしの事が好きになったのだろう。
どうして、自分と正反対の人間を初恋に選んだのだろう。
もっと
もっと他にいい人なんて、いくらでもいるのに…。
陸の気持ちがわからない。
恋には色々な感情が混ざってできている。
良い感情もあれば、悪い感情…。
それがあってからの恋なのだ。
しかし、あたしは彼に対して酷いことばっかりしてきた。
それでも、あたしを想ってくれている陸…。
あたしは、彼の気持ちに答えても良いのだろうか。
………良いのだろうか。
神様。
あたしは、なっちゃんじゃなく、陸を選んでもいいですか。
神様。
もしいるのならば、あたしを強くしてください…。