バツイチ上司の本気の恋
俺は近くに行きたかった。

しかし、白石が傍にやってきて

俺の腕を組んで会場に入った。

立食だったので

他の部署の仲間や他の会社の

役員クラスと挨拶を交わしていた。

白石は全く離れないでいた。

俺はなんとなく里中を見ると

暗い顔をしていた。

俺は誰か助け舟が欲しかった。

俺の同期の吉村がやってきた。

「君。ちょっと離れてくれないか?

池田が他の会社の役員と

挨拶をしないといけない。

俺と一緒にいないか?」と

言って何処かに行った。

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