あたしとあいつの1週間♡
「・・・・・・・翔太君、話があるんだ」
「・・・・・・何??」








家に帰るなり父さんと母さんが
二階に行こうとする翔太を呼び止めた。
きっと、あの話をするんだと思う・・・・・。











「こころもここにいなさい」
「・・・・・・・うん」
「何だよ、話って」
「翔太はこの家にいられなくなった」
「・・・・・・はぁッ??」
「翔太のおじいちゃんとおばあちゃんだと
 言い張るができてきたの。」






バンッ!!






「だから、何だって言うんだよッ!!!」










ソファーに座っていた翔太が
テーブルをたたいて立ち上がった。














「翔太、落ち着きなさい」
「・・・・・・・ごめん」
「血のつながっていない私たちより
 血のつながっているおじいちゃんや
 おばあちゃんの方が権利がある。
 と、いう事よ」
「・・・・・・・俺が選択する権利はねぇのかよ」
「・・・・・・」
「俺はずっとこの家にいたいんだ。
 そんな俺の気持ちは無視するのかよ?」
「しょうがないんだ・・・・・」
「決まりなのよ・・・・・」
「・・・・・・・こころは??」
「・・・・・・・ぇッ??」
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