俺様上司生活
輝きと共に
期待に満ちて
「何度言わせたら分かるんだ、この大馬鹿野郎が!設計の仕方はこうじゃねーだろ」
朝っぱらから響くこの鬼上司こと、緒方誓の声。
同僚からはセイさんと呼ばれてるらしいが、あたしはコイツの何にそんなに親しみを覚えれるのかが、分からない。
「す、すいません。副部長…でも説明会で…」
「説明会はデザインのみのことだろ!ホント使えねー脳みそだな」
ブチンと何かがあたしの中で切れた。
「い、今の言葉は余計なんじゃないんですか?あたしだってあたしなりに、これでも…」
「無駄口は炊いてないで、さっさとこれ直せ!ったくこれだから…」
手に怒りの汗が滲む。コイツは嫌味しか言えないのだろうか?
「むっかつくー!」
あたしは自慢じゃないが、これまでにちゃんとした勉強というものをしたことがなかった。
だけど、ここの会社にだけは入りたくて…これでもかと思うほど勉強した。
朝っぱらから響くこの鬼上司こと、緒方誓の声。
同僚からはセイさんと呼ばれてるらしいが、あたしはコイツの何にそんなに親しみを覚えれるのかが、分からない。
「す、すいません。副部長…でも説明会で…」
「説明会はデザインのみのことだろ!ホント使えねー脳みそだな」
ブチンと何かがあたしの中で切れた。
「い、今の言葉は余計なんじゃないんですか?あたしだってあたしなりに、これでも…」
「無駄口は炊いてないで、さっさとこれ直せ!ったくこれだから…」
手に怒りの汗が滲む。コイツは嫌味しか言えないのだろうか?
「むっかつくー!」
あたしは自慢じゃないが、これまでにちゃんとした勉強というものをしたことがなかった。
だけど、ここの会社にだけは入りたくて…これでもかと思うほど勉強した。