俺様上司生活
叫ぶ清水。あたしは耳を塞ぐ。
「…っくく、緒方も羽鳥さんも面白い」
そう言って更に笑い続けたのは、もう1人の副部長の城崎葉月さん。先程のやり取りを陰から覗いていたのだという。
SHRRYは昔からの鉄則として、副部長は2人と決まっている。
あたしはあの性悪緒方が、何故副部長になれたのか猛烈に気になってしょうがない。
「ホント…信じられないです、緒方副部長。今日の勝負でこてんぱんに打ち負かしてやるんだから!城崎副部長も見てて下さい。あたしの勇姿!」
「何言ってんのよ!アンタの食べてる所なんて、下品極まりないんだから、城崎副部長の目の毒でしょ!」
失礼千万にも程がある言い回しだ。だが、なぜか城崎副部長の笑いはヒートアップする始末。
「…っははは、駄目だ。面白すぎる…っ」
腹に手を当て、何処かへ過ぎ去る城崎副部長。
「かっこいい…けど、不思議な人よね」
「…っくく、緒方も羽鳥さんも面白い」
そう言って更に笑い続けたのは、もう1人の副部長の城崎葉月さん。先程のやり取りを陰から覗いていたのだという。
SHRRYは昔からの鉄則として、副部長は2人と決まっている。
あたしはあの性悪緒方が、何故副部長になれたのか猛烈に気になってしょうがない。
「ホント…信じられないです、緒方副部長。今日の勝負でこてんぱんに打ち負かしてやるんだから!城崎副部長も見てて下さい。あたしの勇姿!」
「何言ってんのよ!アンタの食べてる所なんて、下品極まりないんだから、城崎副部長の目の毒でしょ!」
失礼千万にも程がある言い回しだ。だが、なぜか城崎副部長の笑いはヒートアップする始末。
「…っははは、駄目だ。面白すぎる…っ」
腹に手を当て、何処かへ過ぎ去る城崎副部長。
「かっこいい…けど、不思議な人よね」