先生愛!~もう1つの片思い~
お互いに自己紹介をして、一通り話をして今になる。
「じゃあそろそろ、後はお若い2人に任せて…」
良く聞くセリフを、北見医師が言った。
「そうですな、では我々はしばらく席を外しましょうかな。」
そういって、2人は
ではでは楽しんで、といい、出て行ってしまった。
慣れない2人の間に、気まずい空気が流れる。
下を向いたままの北見さん。
「…少し、外でも歩きますか?」
俺は、たどたどしく北見さんを誘った。
北見さんは、下を向いたまま小さく頷いた。