先生愛!~もう1つの片思い~
すると、涙目の彼女が、枕を殴っていた。
彼女は、顔を上げて涙をいっぱい溜めた目で、俺をきっ、と睨んだ。
うっ…怖っ……!!!!
そんなに俺怒らしちゃったっけ?!
かなり焦った。
ちょっとした遊び心だったのに。
やっぱり、女は分からない。
そして、怖い。
とりあえず平静を装って、患部を見せて下さい、と言った。
しかし、彼女はストッキングを履いていた。
これが悪の根源だったのだ。
とりあえず俺は、
患部を見るときの妨げになるから脱いでくれ、
と言った。
すると、鋭い睨みが俺を攻撃してくる。
その攻撃から逃げるように、急いで部屋をでた。