先生愛!~もう1つの片思い~
彼女の痛みを和らげる為に、彼女の右足をさすってあげることにした。
有無も聞かずに。
彼女の為とか言いながらむしろ…俺の為?!
俺って変態だな…。
と思いながら、彼女の足をゆっくりとさする。
気持ちを込めて。
本当に、心から
『痛くなくなりますように』
って祈りながら。
彼女の体温と、俺の手の体温が良い感じに調和する。
心地いい感じ。
このまま時が止まればいいのに…
この甘いひと時が永遠に続けばいいのに、と本気で思った。