先生愛!~もう1つの片思い~



大きく口を開けて、食べようとしていた彼女は、決まり悪そうにした。

と、思えば、得意げな顔をして健康チェック表を俺にひらひらと見せた。




今日は、ちゃんと晩ご飯を食べた、と。

だから、口出しするな、と言わんばかりに。







本当かぁ…?


彼女の目を覗きこんだ。







……は良いものの、逆に俺が彼女の目に吸い込まれそうになったから、見るのをやめた。


ったく…俺は何やってんだ…。




上目遣いの彼女に、完全にやられた俺。






< 73 / 196 >

この作品をシェア

pagetop