先生愛!~もう1つの片思い~
大きく口を開けて、食べようとしていた彼女は、決まり悪そうにした。
と、思えば、得意げな顔をして健康チェック表を俺にひらひらと見せた。
今日は、ちゃんと晩ご飯を食べた、と。
だから、口出しするな、と言わんばかりに。
本当かぁ…?
彼女の目を覗きこんだ。
……は良いものの、逆に俺が彼女の目に吸い込まれそうになったから、見るのをやめた。
ったく…俺は何やってんだ…。
上目遣いの彼女に、完全にやられた俺。