悪のカリスマ達
第17回
「ビシャス」
登場作品
:カウボーイ・ビバップ
ストイックなまでに冷徹で、銃火器が一般的な武器である世界にあって日本刀だけを用いる殺し屋。
作中の主人公・スパイクのライバルなのですが、お気楽な性格ばかりのメインキャラとは対称的な常にシリアスなキャラクターです。
信じる者は自分のみ。
自分の行く道を阻むなら所属する組織も平気で裏切り、部下も切り捨てる。
「天国を追われた天使は、再び天国に戻ることはできない。
悪魔になるしかないのだよ。
そうだろ?
スパイク…」
スパイクと久々の再会にして初対決の際、言ったセリフが印象的でした。
そして物語のクライマックスで遂に組織を裏切り、首領の眼に刀を突き付け、
「赤い涙を流すがいい」
そう言って刀を横一閃。
首領を殺害します。
何と言うか…
一言一言が詩的なんですよ。
ちなみに声優は若本規夫さんです。