急いで教室へ着くなり美羽は窓際の自分の椅子に腰を下ろして教科書とノートを取り出し……窓から空を見つめ、どこまでも続く空を眺めながら授業を聞いていながらも空を流れ行く雲のことが気になって気になって…しかたがない。
 そのためか、美羽は、
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