four leaf clover ~恋人になったお兄ちゃん~
「ありがとう。」


ユウは受け取ってくれた。


そして、すぐに箱の中身を見た。


「食べてね。」


中に入っているのは、チョコレート味のマカロン。


「これでお腹壊したりして。」


えっ?なんてことを!


「大丈夫だもん!私食べても今ピンピンしてるし!」


私はムキになって答えた。


「ふんっ!」


そして、ホッペを膨らました。


「ごめんごめん、冗談だよ。」


そう言って一つ食べてくれた。


「美味しいよ。」


ユウはニコッと微笑む。


そんなんじゃ騙されないんだから。


「もう、これはあげない。」


私はお守りを見せた。


「お守り・・・買ってきてくれたの?」


「そうだけど、あげないもん!」


「ごめんなさい、メグ様!それ下さい!」


ユウは手のひらを合わせお願いのポーズをした。


「しょうがないなぁ・・・。」


そういって、私はお守りを渡した。


「これで百人力だな。」


ユウは笑って私を見ていた。









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