four leaf clover ~恋人になったお兄ちゃん~
オバケ屋敷を出た私はユウの顔がまともに見れない。


「メグ?大丈夫?」


大丈夫じゃなあああい!


あんな所でキスなんて。


誰も見てなかったとはいえ恥ずかしい!!!


「メグ?」


「平気!」


私は真っ赤な顔を見られないように前を歩き出した。



って、歩くの早すぎた?


後ろを見たらユウはいない。


がーん・・・。私ったら何してるんだよぉ。


私は急いでユウを探しに来た道を戻った。


「あっ。」


私は転んでしまった。


「いった~い。」


もう転ぶの今日2度目だし・・・。


今回は皆の前、恥ずかしい。


私は立とうとした。


その時・・・


「大丈夫?」


私に声をかけてくれる人がいた。


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