私、お嬢様
「結菜様食べないのですか?」
朝の食事の時間。
私の後ろににいる優…
あぁ〜なんか気が狂ってしまう…。
「い、言われなくても分かってるわよ…」
私は慌てて箸を持つ。
「結菜ったら、格好良い世話係に照れてるなんて可愛いらしいわね」
すると前に座るお母様がニコニコと笑う。
なわけないじゃない!!
「そうか。結菜は優君が気に入ったんだな」
お父様までっ!!
「結菜様そう思って下さってたんですね。」
優まで調子に乗って…
「…違いますっ!!」
顔を真っ赤にして私はご飯を食べた。