わたあめ―kimi to hajimete―

昼休み―｡


｢なんで､神田君も挨拶してくるかなぁ〜｣


｢そんな睨むなよ(苦笑)
ってか､また名字で呼んでるし…｣


｢そうだよ､カノ｡
ちゃんと名前で呼びなよ(笑)｣


｢アキ…､面白がってない?｣

｢バレた?ってかゴメンね〜♪
2人の時間邪魔して!｣


あの後､さすがに昼休みをクラスメートと過ごしにくそうだと思った私はアキに昼休みを一緒にってメールを送っていた｡

｢いいよ〜♪来てくれて
嬉しい!｣


｢ホント?!ありがと!!ハルは?｣

｢ダメとは言えないだろ?(苦笑)｣


｢そうだね(苦笑)｣



なんで､目で会話してるの?


｢アキはあげないからね!!｣

アキに抱きついて神田を睨む｡

｢いや〜ん♪
あたしはカノと和希のものよ♪｣


アキ…

｢｢ん――――――♪｣｣


｢頼むから､いちゃつくなよ｡｣


｢｢ラブラブだもーーん♪｣｣


｢ハモるな(苦笑)｣



神田の声に耳を貸さずに昼休みはずっとアキと仲良く昼食をとった｡(笑)