わたあめ―kimi to hajimete―


呼びに行ってくれたのかな?




門の外の壁を背にして座り込んで神田を待つ。





待っている間、
たくさんのことを思い出した。




いつも助けてくれた。
傍にいてくれた。




たくさん迷惑をかけたしヒドいことを言った。



なのに………




あれ…?



ふと、疑問がわいてきた。




なんで………
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