わたあめ―kimi to hajimete―


「ご、ごめんなさい!!」




「いや、俺のほうこそ…」



恥ずかしい。

けど、なぜか心がはずむ。




「とりあえず、公園に行かない?」




神田の提案で私と神田は近くにある公園へと足をむけた。




手を繋いで――――。






公園までの道のり、
近いはずの公園が凄く遠く感じてくる




だんだん…、だんだん…、




「………おいっ、

なんで離れてんだよ?」



手を繋いだまま、離れて歩いていた。
< 233 / 237 >

この作品をシェア

pagetop