この美しくも醜い世界で、君は唯一の僕の真実
「銀河おいで」


ヒイロに呼ばれてオレはすぐにヒイロに近づく。


「仕事終わったし、今週はずっと銀河の相手出来るよ」


顎の所をくしゃくしゃして貰うと気持ち良くてたまらない。

ヒイロはオレたちのツボを知っていて、尻尾のつけねのところもくしゃくしゃされるとうっとりしてしまう。


柔らかい膝の上に顎を乗せていると、ヒイロは本を読みはじめた。


声を出して、オレにも聞かせてくれるように。
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