この美しくも醜い世界で、君は唯一の僕の真実
「なに?改造人間って」

オレはいつものように、ヒイロの身体に擦り寄ると、ヒイロはオレの頭と顎をいつものようになでなでしてくれた。

「この髪の感触、銀河だ。私の妄想?」

とりあえず、裸でいるわけにはいかないと、あの男の服をきさされた。

「奇跡ってあるんだな。ヒイロが本で言ってたやつ」

「奇跡っていうか。…やっぱりイケメンだったんだね。ライダー系で良かった」

ヒイロは本当に順応性が高い人間らしい。

自分で言っていた。

オレの人の時の顔が、ヒイロの好みだったらしい。
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