私が君に恋をした、



クラス発表の日、私は早く確認したくていつもより早く家を出た



家から学校までは歩いて20分もかからないくらいだった


その間、私は1秒も休まず神様に話し掛けていた



お願いします
同じクラスにしてくれたら1年間おやついりません


とか


同じクラスにしてくれたら毎日ありがとうございますって空に向かって言います



とか



馬鹿みたいなことだけど、その時はそれが全てだった




踏切待ちも信号待ちも私をドンドン不安にさせた



< 34 / 84 >

この作品をシェア

pagetop