私が君に恋をした、


翌日友里にその話をすると直接よっちゃんに聞いてみると言ってくれた



何かの間違いだということを祈るしかなかったが、その時の私にはもうそんな気力はなかった


噂は本当に決まってる


帰る時校門で待っていた私のもとに友里は笑顔で走ってきた



「あの噂、嘘だって!今日よっちゃんに聞いた!あっくんに手紙渡したってホンマ?付き合ってんの?って!そしたら、ないない!そんなん嘘よ~って言ってた!」



それ本当なの?
それとも付き合っているのを隠しているの?


でも本当に噂は嘘なのかもしれない。真実をこの目で見るまでは信じよう

そう思った


何より友里が私のことにこんなに一生懸命になってくれていることが嬉しかった

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