私が君に恋をした、


そう思った私は学級委員会に立候補した


クラスで、女の子1人男の子1人がなれる委員会だ


立候補者は私以外にも何人かいた



どうやって決めるんだろ!?
ジャンケンとかだったらやだな…そういうの絶対負けちゃうし…



「とりあえず話し合いで何とかならないかな」


片岡先生は生徒の気持ちがよくわかる先生だと思う


きっとみんなもジャンケンは嫌だよね



「私、亜美が学級委員やるなら別に違う委員会でいいです」


「私も」


「うん、亜美がいいと思う!安心して任せられる~」


私はびっくりした

立候補していたみんなが私に譲ってくれると言うのだ



『安心して任せられる』

なんだかすごく嬉しい!
私意外とみんなに信頼されてるんだ…


頑張らなくちゃ!


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