照る照る坊主
誰もいない家に

ラップに包まれた食事と置き手紙。

いつしか、それが当然となり

孤独が日常となる。

「ごめんね」

呵責を誇示する言葉に虚飾の笑みを送った。

「ううん。大丈夫」
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