あめ玉
「私聞いてたの沙ーちゃんが陸君に告白してた時。盗み聞きするつもりはなかったんだよ」


『そうだったんだ』

沙ーちゃん気まずそう。

「沙ーちゃんは陸君のことが好きだったんだね」

不意に涙が溢れた
認めたくないよ

『まってよすもも。勘違いしてる』

「何が違うのよ!!!!」

『確かに告った。でもフられたのよ。』

泣いてるうえに大きな声まで出してしまった手前ばつが悪い。
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