ずっと欲しかったモノ~ひねくれgirlの恋~
あ…
それはどうも…
「ありがとうございます」
あたしは
いちお作り笑いを浮かべた。
「紫苑って
阿竹さん??」
「はい…」
あたしは
頷いた。
「見てないけど…」
「ありがとうございました」
あたしは
ペコッと頭を下げると
急いで紫苑を探した。
もしかしたら
入れ違いで
教室に戻ってるかも。
あたしは
教室に戻った。
あれ??
いない…
何処行ったんだろ…