ずっと欲しかったモノ~ひねくれgirlの恋~
「好きな人はいないよ??」
あたしは
ニコッと笑う。
こんな作り笑い
もうバリバリ作れるし。
慣れてる
って感じ??
「じゃあ何で??
男が怖いからとか??」
別に怖くないんですけど!!
普通にボコボコにしようと思えば出来るし
って感じ??
「そういうんじゃないけど
あたしには
必要ないからかな??」
別に彼氏なんていらない。
束縛されて
うっといだけ。
好きな人もいないし。
作る気自体ないし
って感じ??
「じゃあね」
あたしは
小さく微笑むと
屋上を後にした。