ずっと欲しかったモノ~ひねくれgirlの恋~
「何それ??
蒼くんのこと好きって言ってるようにしか
聞こえないんだけど」
紫苑の口調がウザい。
誰に口聞いてんのよ!!
って感じ??
「は??
勝手に決めつけないでくれる??
いつ誰が好きって言った??」
図星だけどね…。
「前から
怪しいって思ってたんだよね。
2人とも
何だかんだ言って
仲良いし」
あたしは
紫苑を思いっきり睨む。
「だから!!
そんな関係じゃないって
言ってるでしょ!?」
あたしは
ついつい紫苑を睨んで
机を蹴り飛ばしてしまった。
勿論
教室にいた人たちは
あたしに注目する。