ずっと欲しかったモノ~ひねくれgirlの恋~
あたしはさ
あんたがいればそれでいい。
それなのに
あたしの方なんて
全然向いてくれないね。
こんなに
好きなのにさ。
「あれ??
またお前いるの??」
後ろで
聞こえたのは
あたしの愛しい人の声。
「うん。
ちょっと色々あって…」
ってか
原因はあんただよ!!
って感じ??
「へぇ〜…」
そう言って
あたしの横に並ぶサッカー少年。
ってかさ
今言うのってチャンスじゃない??
グッドタイミングって感じ??
紫苑…
悪いけど
言わせてもらうから。