ずっと欲しかったモノ~ひねくれgirlの恋~



「ありがとぉ…」


あたしは


その紙を大事に


握りしめると


布団に潜り込んだ。


凄く自分の体温が熱かった。


「その変わり


紫苑には内緒な…」


「うん♪」


2人だけの


秘密みたいな感じで


あたしは嬉しかった。




あたしは


家に着くと


早速アドレス帳に登録した。


名前は…


サッカー少年でいっか♪


それで


メールの文章を考える。



え??


こういうことは


慣れてるんじゃないかって??


あたしは


男なんかに


メアドとか教える主義ないし!!


メールとかいっぱい来たら


うっといだけだし。



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