となりの肩


「なに・・」


「―うまく言えないです、」


布団をひきあげた。


「夜にする話じゃなかったな、」

ゴロと、方向をかえた。




「ごめん、」
「・・いいえ。」





キュッと、手を握った

春井さんの手


冷たい。
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