となりの肩

びっくりした。


名前で呼んだのが
ばれたかと思った



「もう10時か、」


「大丈夫ですか」



「平気。は嘘だけど、咲早さんに会えたし・・」


ネクタイを取り器用に巻いた。


「・・あの」



「ん?」


ふっと優しい笑みを
向けられた


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