となりの肩


「寒いし、中入ってた方がいい・・」



「いいです、」



伊透の腕に寄りかかった


笑ったような気がした。


「・・そう」


軽くポンポンと
頭を叩いた。



服についたタバコの
匂いに少し安心した。





「―・・出来るだけ早く帰る」



軽く手を握った。
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