となりの肩





「伊透君、起きて」


「のぞみ?」


制服ののぞみがいた





「雪だよ。雪」



「あぁ、」



窓辺に のぞみは
近付いて 綺麗と呟いた




「伊透君、待たなくていいよ」


「なにがだよ」



のぞみは幸せそうに言う




「・・」





「あたしを待たないでね。」



「何が?」



夢みたいだった



意識はぼんやりしてて




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