となりの肩




野月は目をしかめた


「かくしてたの?」




「まさか、最近気付いたんだよ。」




「のぞみの字だわ、」


野月は手紙を開いた。





お姉さんへ





もう 何年立つのかな
私の事 覚えてるかな。


お姉さん 私はね。
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