【短編】弁当男子と桜の季節
結局、うまくしゃべることができないまま時間が過ぎた。
約束の時間を20分過ぎた所で巧と綾が合流。
…ん?
巧と綾と…誰?
「悪ぃ!遅くなった!!」
「いや、遅くなったっていうか…誰?」
見知らぬ男女が一組…。
「あぁ、美佳だよ。」
「こっちは健吾。」
…相方連れて来やがった…。
「さ、場所とろうぜ。」
完全に巧にベースを持って行かれた…。
それぞれがパートナーを連れているので、必然的に僕と笠原がペアになる。
場所を探し、先輩から預かったシートを敷く。
巧が買ってきたビールで乾杯。
楽しいはずの花見。
何でこんなにギクシャクするんだろう。
まだ何も始まってないのに…。
約束の時間を20分過ぎた所で巧と綾が合流。
…ん?
巧と綾と…誰?
「悪ぃ!遅くなった!!」
「いや、遅くなったっていうか…誰?」
見知らぬ男女が一組…。
「あぁ、美佳だよ。」
「こっちは健吾。」
…相方連れて来やがった…。
「さ、場所とろうぜ。」
完全に巧にベースを持って行かれた…。
それぞれがパートナーを連れているので、必然的に僕と笠原がペアになる。
場所を探し、先輩から預かったシートを敷く。
巧が買ってきたビールで乾杯。
楽しいはずの花見。
何でこんなにギクシャクするんだろう。
まだ何も始まってないのに…。