【短編】弁当男子と桜の季節
「な、いいだろ?昼は俺らの花見!決定!!」


「勝手に決めないでよ!!第一、昼は日焼けするからやだし!!」


綾と巧のいつもの小競り合いが始まった…。


こうなると僕と笠原は蚊帳の外…。



思わず目を見合わせ、目で「どうする?」と会話した。


「私は…綾が行くならいいよ。」


その一言を巧が聞き逃すハズもなく。

「ほら3対1!!綾も来いよ!」

ちなみに僕は一言も賛成してないけど…(まぁいっか)。


「しょうがないわね…。」

綾も渋々承諾。


「決まり!!集合朝9時!!俺、車出すから買い物からな。」



こうして、場所取りを兼ねた花見開催が決まった。
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